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2004.07.23

去年の自殺者,34,427人

昨年1年間の自殺者が3万4427人と前年より2284人(7%)増え,統計を取り始めた78年以降で最悪を記録したことが,警察庁の調査で分かった。景気低迷などを反映して,特に働き盛りの40~50代を中心に,負債や生活苦,失業といった「経済・生活問題」が動機とみられる自殺者が急増し,初めて8000人台に達した。4年連続で減少傾向だった少年の自殺も増加に転じた。

自殺は98年以降急激に増え,このところ5年連続で3万人を超えている。98年以降に急激に増えたのは,主に失業などの経済問題が原因で,失業対策にもっと力を入れなければならない。

下のグラフは,大阪大学教授 大竹文雄氏『失業がもたらす痛み』からの引用だが,

積極的雇用政策の対GDP支出比率

とにかく日本では,失業者の再雇用を促す政策に力が全然入っていない。もっと職業訓練に力を入れるなり,街の清掃作業員として雇用するなりでも良いから,失業者を減らす努力が必要だろう。どうも日本の政府の金遣いといったら,票になる老人福祉や土木作業ばかりで,この手のことはおざなりだな。むろん,公共投資が減ったので地方の雇用が悪化しているという面があるのだが,職業訓練校を充実させて,老人介護ヘルパーを増やしたり,PCのスキルをつけさせたりなど,いろいろできることはあるだろう。

関連ページ
人口10万人あたりの自殺率(WHO)

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